音声再生 インターネット放送 再生停止
地域インターネット放送について
 一昨年から、場違いを承知で、標記について意見発表をさせて頂いております。
2017年には、「スマホ放送局」のご紹介を申し上げました。
2018年においては、「インターネット・スピーカー」を実演させて頂きました。
今回は、県立大学と共に実施した実証実験について、次ページでご報告いたします。
 実証実験の報告 
 インターネット放送の機能の一つである「災害情報の伝達」に関連した話題になりますが、NHKがすごい番組を制作しました。東京の首都直下地震という未曾有の災害を想定したドキュメンタリードラマです。12月2日に発災し、5日までの4日間の放送の仮想番組として日ごとに展開されました。
 本日、12月8日は放送最終日です。午後9時から「災害に耐える社会へ」と題して、「どうすれば被害を減らせるのか?平時のいま出来る備えは何かを考えていく。」という番組のテーマの予告がネットに流れています。
 巨大災害への警鐘になりますが、社会不安を引き起こすリスクも含みます。日本の政治・経済・文化が一極集中している東京が壊滅的打撃を受けた場合は、地方も同等の機能不全に陥ることは想像に難くありません。それを回避する解決策は、東京の一極集中を解消すること以外にはないと考えます。今こそ、首都機能の地方移転を声高に唱えるべきです。地方においては、地域インターネット放送を十分に機能させて、防災への備えを充実させる時が到来しています。
 番組は「30年以内に70%の確率で起きるとされる震災を体感することで、防災減災の必要性を「自分のこと」としてとらえていただくことを目指します。」と訴えています。私は、9時までに家に戻り、最終回を視聴します。
令和元年12月8日             
インターネット放送研究所
代表 佐藤祐輔
http://shiwa.mobi/diary/2019/12/08hakua-nhk/